2016年8月6日土曜日

小峠トンネル 照明工事(平成28年 11月完成予定)

皆さまお疲れ様です。

暑いですね。

こんな日は、プー・・・じゃなくて、涼しいトンネルに行きたくなりますね!!

ということで(?)、今回は当社絶賛施工中のトンネル照明等設備工事のご紹介となります。


まずは、場所。
岩手県宮古市小国地内です。

ピンとこないですよね。
下記の地図でご確認ください。

通行したことある方もいらっしゃるのではと思います。
岩手県が、「復興支援道路」として整備を進めている道路で、
今回工事は、「立丸峠」工区内の「小峠トンネル」となります。
※地元の方の声等により、トンネル名称は「立丸第二トンネル」となります。

トンネル延長は、920m(予定)となり、県内においても、長い部類となるでしょう。

今回は、新設トンネル内のLED照明の設置を始めとし、
非常用設備や、各設備への配管・配線等、トンネルが、普段皆さまにお使いいただくための、
状態にしていきます。


写真を掲載していきますが、
私自身は、トンネル工事の現場経験がないので、
誤解を招く表現等あるかと思いますので、
あらかじめお詫び申し上げます。



「トンネル内部の様子」
まだ、照明は設置しておりません。
上部に並んで見えるのが、
ダクター(配線を支持する金具)です。
綺麗に並んでいるのがよくわかります。
墨出し(金具の取付位置をだす作業)が
非常に肝心(らしい)です!!

「拡大写真」
これだけだとまだ何かわからないですよね(笑)
・・・・担当者の方、ごめんなさい。
けど、きっと綺麗な直線になっている事は
伝わっているはず!


どうですか? 目も細かく、いい砂でしょう?

お見せしたいのは、「砂」じゃございません。
トンネル内を「徒歩」で通行した方はいらっしゃいますか?
歩道の下って、こんなになっています。
黒い蛇腹が、ケーブル等が通る、配管です。
トンネルの端から端までで、ざっと920m。
この「配管」を何本も敷いていく作業、
埋め戻す作業、
普段気にすることは無い部分ですが、
こうして見ると、たくさんのマンパワーにより、
生活の中の「便利」って支えられているんだなと、
再認識させられます。


「F型柱基礎」
これは、構造物を乗せる為のコンクリート製の基礎です。
「ああ、基礎ね!」
って思う方もいるかもしれませんが、
写真内の基礎の右側をよくご覧ください。

岩と接しています。
基礎の形状は、色々な計算により算出されています。
しかし、現場で、その大きさの基礎をそのまま、設置できるとは限りません。
様々な現場の特性に応じて設置していくこととなるのです。

中には岩だってあります!
型枠(コンクリート基礎をかたどる枠)をバラす(外す)のが
困難な時だってあります!
そんな、状況を打破するべく、
現場担当者達が、
知恵と努力と勇気で解決するんです!!



と、少し暑苦しくなりましたが、
以上でご紹介を終えたいと思います。

「終わらない現場はない!」
こんな精神で、今日も、灼熱地獄の中、
漢達は、現場へ向かいました。
(ん?おれトンネル内は涼しいって言いましたっけ?)

※本工事は完成済み ホームページにて
完成写真の一部を公開しております。
http://www.iwate-shinkodenki.com/case/case23.html

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